↓これが…セバスチャーニ? ▲いま、セバスチャーニのカベルネがこんなところまで来ていることをご存知でしょうか…?RP98点とはソノマ・カベルネ史上の五指に入るもの… カベルネ・ベースのレッド・ブレンドには 『ピーター・マイケル』 や 『ヴェリテ』 などの絶対的存在がありますが、少なくともアドヴォケイト誌上にて「単一カベルネ」に分類されるものとしては、『ヒドゥン・リッジ』(RP100)、『アナコタ』(RP99)、『フィッシャー』(RP99)に次ぐ当時のソノマ史上 "歴代四位"。
セバスチャーニといえば、古くから続くソノマの "ヴァリュー・ブランドの" 教科書のような造り手…とのイメージしか無い方にとっては、驚きの現状かもしれません。
しかしセバスチャーニは2008年にビル・フォーリーの「ザ・フォーリー・フード&ワイン・ソサイエティ」に買収されてから、スタンダード版の品質はそのままに更なる上位キュヴェにも力を入れはじめ、’10年には自身初の【RP95点】にも到達していました。
そしてカリフォルニアの歴史的傑出ヴィンテージ’13年、それら上位版を含むセバスチャーニのカベルネが一挙大爆発。
嘗て無いビッグ・ウェーヴが到来しました(冒頭画像では無印カベルネが二種見えますが、上段の92点獲得品は日本未輸入のアレキサンダー版)。
もちろんこの品質向上は、従来からご案内しておりますレギュラー版でも言えること。
セバスチャーニのソノマ・カベルネは、精巧なメイキングがスペックにも味わいにも現れています。
ブレンディングを見てもそれは明らかで、例えば'13年ではカベルネ76.5%、メルロー7.6%、マルベック6.6%、ルビー・カベルネ6.5%、プティ・ヴェルド1%、その他のミックス品種が1.8%と、0.1%刻みの緻密なレシピが存在。
カベルネの出所はソノマのボルドー系品種優良産地として知られるソノマ・ヴァレー、アレキサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒルなど。
各地の長所抱える葡萄を巧に操り、その他の葡萄はロダイやカーネロスなどから…とサブ品種においても厳選を重ねています。
※ '11年よりラベル・デザインが新しくなりました。
←上段が只今お届け中の新版、中・下段が旧デザインです。
セバスチャーニ・カベルネの特徴は、華やかさを振りまく上等な甘味の旨味とたっぷりしたアルコールの量感。
同価格帯のソノマ産といえば 『シミ・カベルネ』 がありますが、もっと華やかに、より厚くした印象です。
より上品なスタイルならばシミ(ただし良年に限る)、がっつりの飲み応えならセバスチャーニでしょう。
シミには無いセクシーさを放っています。
◎ヴィンテージが2015年になりました。
【2018.1.18更新】 この’15年より、ソノマのみならずレイク・カウンティ産の果実が用いられるようになり、ラベル、および名称にもそれを明記しております。
中身のほうは、濃いルビー・ガーネットの色合いに、ラズベリー・ジャムの風味たっぷりのコク…余韻にまで果実甘味が残る、例年通りのセクシーなセバスチャーニ・スタイルの系譜そのもの。
スタイルに変更はありません。
甘酸っぱさを伴いつつの、過熱一歩手前のマロみある密度。
色合いのイメージそのままのジューシーなカベルネです。
同じソノマ・カベルネでも、『ディレクターズ・カット』 と比べると、セバスチャーニのほうが肉感的。
ディレクターズ・カットのほうがボルドー的で、繊細さ、緻密さならあちら。
ただしゴール…余韻に清涼感を残す欧風の幕引きがあるあたりは、やはりナパ・カベとの違いを打ち出した、ソノマらしさを感じます。
一貫したエレガンスと上質さならディレクターズ・カット。
対して、風味たっぷりの入り口と爽やかなフィニッシュのコントラストが楽しいカベルネがセバスチャーニと言えます。
●いま、ナパ・カベの値上がりで、現地でもますますソノマ・カベルネに注目が集まっています。
その代表格の一つが、セバスチャーニ。
■540本完売! 24本追加いたしました。